70代の夫婦の住宅。
敷地の角の隅切部分が大きな曲線を描いている土地で、58坪の敷地を無駄なく生かすために隅切部の曲線に沿い外壁を寄せ、内部に二つの中庭を持つコートハウスである。
ご夫婦には、1階と2階に各々自分のスペースを確保した上で、中庭を介してお互いの気配が感じ取れ、各室と中庭が有機的に結びついた構成とした。
さらに、将来的なバリアフリー対策として1階の婦人の部屋を介護に対応できる配慮を行った。
外部からのセキュリティを守りつつ、光と緑の中庭をテーマにしたこの住まいで夫婦の関係を尊重しながらお互いの時間を豊かに過ごされることを期待している。

敷地面積 188.2㎡(56.9t)
延床面積 172.2㎡(52.1t)
竣  工 2005年
photo   Kouji Okamoto
構造設計 吉原建築構造計画
施  工 木蓋建設