2025.03.29
くりかえし原点、くりかえし未来
先日教育テレビで放送されている日曜美術館で小池一子の特集を視聴。
今年89才になられる小池氏は「無印良品」のコンセプトの立ち上げからキャッチコピー、美術展の企画等様々な活動をされてこられた戦後日本を代表するコピーライターでありクリエイティブディレクターであるにも関わらずあまり知らず恥ずかしい思いになりました。
また、インタビュアーが建築家の田根剛さんというのも
建築を創造するものにとって彼女が影響力のある存在であるということを
思い知らされました。
彼女が無印良品の為に作られたキャッチコピーとして「くりかえし原点、くりかえし未来」という言葉がありました。
このコピーはまさしく田根さんにピッタリ合う言葉ですが
すべての創造的ものつくりにおいても根本的な概念を簡潔に語られている
と思いました。
創造性は原点にくりかえし戻ることで新たな未来がくりかえされる——-
良い言葉です!
2025.03.27
百道 U PROJECT 地鎮祭
本日はあいにくお昼から雨の予報でしたが百道U PROJECTの地鎮祭を
何とか晴れのお天気で行うことができました。
施工は溝江建設さんです。
この敷地は元寇防塁が史跡としてあるライン上に位置しており
この敷地の正面奥にも史跡があります。
当然ながら文化財保護法に基づく該当地区の為、2ヶ月前に申請しましたが意外にも試掘せずに許可が下りました。
敷地は南側(写真左手)と東側(写真手前)の道路に面していますが
東側道路は43条の法外道路(建築基準法上の道路ではない)となっています。
敷地面積は63坪ほどでクライアントのご要望により1階スペースに車3台とバイクスペース、トレーニングルーム、サウナを設けながらも
中庭を確保したコンクリート3階建てのプラン構成になっています。
東側道路に面した立面
南側道路に面した立面
まいどまいど厳しい条件の中、この建物もぎりぎりの法的制約を踏まえ
クリアできています。昨日審査機関の検査済証が下り4月から変わる法規制前の建物となっています。
2025.03.24
桜坂 K PROJECT 地鎮祭
3月の終わりに近い日曜日、晴天に恵まれた暖かい陽ざしの中
桜坂K PROJECTの地鎮祭が行われました。
施工は「のあ建築設計」さんです。
当アトリエへの依頼は土地探しのご相談が昨年の1月頃で
ここの土地に決まったのが3月頃でした。
設計から着工まで クライアントへのヒアリングを含め1年を要しています。
内部空間はインナーの光庭を挟んでスキップフロアになっています。
他のパースや動画を含め、追々アップしていく予定です。
2025.03.17
平野君おめでとう!
この度、第2回九州建築新人賞にボクのアトリエOBの平野公平君が
見事受賞されました!
第1回も最後の選考まで残りながら惜しくも受賞を逃していましたので
今回、HOUSE Wでの受賞、本当におめでとうございます!
2025.03.16
高校の同窓会
昨日土曜日、高校卒業後50周年の記念同窓会に出席しました。
高校の同窓会はよく行われている方ですが今回は50周年ということもあり
東京からも多くの同窓生が参加し100名近く集まったのではないでしょうか。
年齢的に第2の職場で働いている方、65才でリタイアされている方、
総合病院の院長、会社の会長、自営業など様々です。
基本的にボクが仲良かった友達は毎回出て来ない為、いつも寂しい思いですが、今回、西高宮小の1,2年で一緒だったS君に声を掛けられました。
ボクは西高宮小には4年生の2学期までいて、父の転勤で小倉の北方小に転校しその後、6年生の2学期に再び父の転勤で高宮に戻りました。
西高宮小から転校する際、知り合いの女子に転校後、ボクの気持ちを好きだった女の子に伝えて欲しいと言って転校した事情もあり
再び同じ小学校に戻ることにとても恥ずかしく抵抗がありました。
そこで父に相談したところ、それでは百道中学がレベルが高いらしいので越境で西新小学校に行かせようということになり
ランドセルを背負って高宮から天神経由で市内電車に乗って通うことになりました———–。
今から思えばそんなことを気にするなんてバカみたいと思ってしまいますがそんな小さな思いが自分の人生を変えるきっかけになっていることに
不思議さを感じます。
ボクにとって西高宮小時代はとても懐かしく良い思い出がたくさんあります。
そのS君から今度6月に西高宮小の同窓会を企画していることを知り、
是非参加したいので連絡して欲しい旨を伝えました。
翌日は朝9時半に同窓会館に集合後、高校の資料館を見学、同時期に開催されている後輩たちの文化祭を見て回り、12時半より貸し切りバスで太宰府天満宮へ向かい参拝(参拝は不参加)という盛り沢山の企画でした。
節目としての素晴らしい企画、同窓会委員の皆様ありがとうございました。