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2007.07.20

裸の王様

 日頃の設計において、建物の構成、プラン、デザイン等がパターン化
してきていないか、あるいは、もっと煮詰めなければならないのでは
ないのかという事を常に心掛けておきたいと思っています。
ただ、どうしても自分では、なかなか気付かない事があるのは、現実です。
そういう場合、第三者の評価がとても必要になってきますが、
私のような年齢になってくると、スタッフはもちろん、年下の建築家も
本音を語ってくれないことが多くなります。
そこで、わたしにとって貴重な存在であり、客観的に且つ純粋にはっきりと
厳しく言ってくれるのが、鬼嫁です! (あっ、—あくまで建築の場合のみですから)
仕事は、分野がまったく違いますが、昔から建築・インテリアに興味があり、
私とともに見聞を深めてきた十分な経験があります。
プロと一般の方との中間的な目線で建築を捉えることができるので、
常に、参考になります。
あんまりはっきり言われて、夫婦喧嘩になることも多々ありますが、
とてもありがたく感じています。
第三者評価が鬼嫁だけというのは、情けないかもしれませんが、
とにかく、裸の王様にならないように気をつけましょう!

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