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2007.11.12

冬の空

今日は、とても寒くなりました。晴れてはいますが、風が強くて冷たく、
本当にさむーい!
寒さの中、事務所の窓から見える青い空は、とても澄んでいてきれいです。
伝統的な日本建築は、軒が深く夏の強い日差しを防いでくれますが、
冬は、どうしても寒々とした雰囲気になりがちです。
現代建築は、逆に冬には高い空を仰ぎ見ることができ、冬の空との
ポエティックな関係を感じ取ることができます。
空間を通した建物と自然との関係については、伝統的美意識もあれば、
現代での新しい美意識もあると思います。
以前、冬の寒さの中、遠くに虹がかかっていたのが印象深く、
七色のグラデーションが半透明で、冷たい冬の空の青と対比的で
とても美しく感じました。
レインボーカラーは、70年代のサイケデリックな時代に流行っていましたが、
単なる色のベタ塗りだけで、暑苦しく見えあまり良いイメージはありません。
捉え方の違いを再認識することで、全く違ったものとして捉えなおすことが
できると思うのですが----------。

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