2007.12.04
やわらかさ
以前、建築におけるやわらかな表現としてフローラルな雰囲気について
取り上げましたが、表現ではなくやわらかさの捉え方として考えた場合、
建築をソリッドのかたまりとして削りだしていくイメージからは、やわらかさの
雰囲気は、出てこないと思います。
建築を内側から膨らんだ気泡体として捉えると、そこに空気としての
やわらかさが生まれてくるような気がします。
やわらかさを表現として捉えるのではなく、最初のかたまりを空気として捉える
ことが、やわらかさにつながっていくのかもしれません。
最初にどう捉えるのかがとても大事な気がします。
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