2008.04.01
恐怖のファンヒーター
寒かった冬に別れを告げ、いよいよ4月になりました。
ある冬の日の出来事。
アトリエで使用している石油ファンヒーターの灯油が切れ、ストックの灯油缶も底を
付いていました。
これまで、灯油の充填は私がクルマに乗って近所のセルフのガソリンスタンド
に行っていたのでしたが、たまたま私がバタバタしているのを見て
フジヤマが気を利かして行って来ることになりました。
出際に、何を勘違いしたのか私はフジヤマに声を掛け、
「フジヤマちゃん!ハイオク!ハイオクね」と念を押しました。
灯油缶を持ったフジヤマは、ハイオクという言葉を頭に入れ、
スタンドへ向かったのでした。
何も疑う余地のない彼女は、セルフのスタンドの給油口に車を横付けし
オレンジ色の灯油缶をおもむろに取り出し、
ハイオクのガソリンのボタンを押して給油ノズルを突っ込んでいたのでしょう。
想像するにきっと驚愕の光景だったかもしれません。
その情景に気付いたスタンドの店員が顔色を変えすっ飛んできて
お客さーーん!!ダメダメ!ファンヒーターに入れたら爆発します!!
本当に危ないところでした。
その店員さんが気が付かなければ、きっとうちのアトリエは、全員、今頃
真っ黒な顔をしてパンチパーマになっていたかもしれません。
元はと言えば、うかつにもハイオクと言ってしまった私に責任があります。
戻ってきた彼女は、何故か携帯用のガソリン缶にハイオクを入れてきており
最後まで私が指示したハイオクにこだわったフジヤマでした。
すまん!
さてきょうから、暫定税率期限切れに伴い、ガソリンの値段が下がります。
果たして、最終的にどうなりますか?