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昨週より、飯塚の近大で非常勤講師をしていますが、空間造形演習として
7月までの15回分の授業を担当しています。
120名の生徒をA,B2クラスに分け、15回を5回づつの3つの課題にし、
最初の第1課題のみが合同で行なわれています。
きょうは、工藤、岡田先生と末廣、大石の4人で各々30人のグループを担当して
チェックを行ないました。

全然やっていない生徒は、意外といなくて、少し安堵。
わからないなりに、とにかく模型を作ってきていましたが、抽象化という意味合いや
程度の問題についてのヒントが当初出されていないため、具象的なものがほとんどでした。
僕自身もダニの拡大写真や宇宙の星の写真を選んできた生徒に対しては、
どのように抽象化のヒントを与えてあげればいいのか、対応に苦慮しました。
やっぱり、選ぶことにも先の展開を考えた選び方をしないと、無謀な選択になる
という判断力も必要です。

選んだ理由が、他の人が選びそうにないからという意味での独自性だけでは
あまりにも安易かもしれません。
たとえば、結婚の相手を他の人が選びそうにないからという理由では
選びませんよねーー。そんなリスクは余程の自信家じゃないとできません。
たとえが悪いかもしれませんがーーーーー。

空間造形演習のセンスは、選び方からすでに試されているということをよく考えましょう!

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