2008.04.20
NKS津屋崎の住宅オープンハウス
きょう日曜日は、11時半より天神にあるシャトー飯店で結婚したばかりの
メイ夫婦と母との4人で会食。
シャトー飯店は、DADAビルに入っておりバブル時の竣工当初は高級ショップだけ
が入った建物でしたが、バブル崩壊後ほとんど店が出てしまい、残っているのは
木曽路とシャトー飯店ぐらいで、ほとんどはゲームセンターになってしまいました。
シャトー飯店の大胆に濃いブルーを使ったインテリアは、昔から好きで
味も上品でときどき食べに行っています。
その後、家に戻りスタッフの笠置とアリヨシとともにNKSアーキテクツの
オープンハウスに行ってきました。
三層のシンプルな箱状の建物です。
予算が厳しいことと、昨年の建築基準法改正後の混乱時期と重なり、
構造上の選択の巾が極めて限定された結果、
RC造による壁式工法の選択によって形を決め、そこから導き出された
解答が開口部のランダム配置になるというふうに、NKSの建築に
対するアプローチの仕方が、常に構造と構成がリンクして先行しており、どのような
物件でも変わらずぶれない姿勢を感じました。
2世帯住宅の最上階の息子さんご夫婦のフロアからは、切り取られた開口部を
通して海が一望できます。
下から上がってくる階段とキッチンの背後のカウンターと冷蔵庫置場の屋上の床
を支える壁と天井のトップサイド廻りが一体でデザインされていました。
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