2008.06.19
近大授業第2課題 プレゼ
毎週、非常勤で飯塚の近大に行っています空間造形演習の第2課題「ウォーキング公園」
の最終プレゼンテーションがありました。
60名を岡田先生と私の2名で審査しなければならないため、
生徒は、各自、机の上に模型とプレゼボードを置き、我々が学籍順に回ってくるのを
待ちます。
自分の番になると各自、持ち時間1分でコンセプトを述べ、評価を受けるというやり方です。
ボードでのプレゼンテーションは、まだ完成度の低いものが大半でしたが、模型はみんな
がんばって造ってきていました。
授業が終わって、自分の作品に対するもっと詳しい意見を聞きたいという粘りのある
学生が数名いたことは、とても嬉しく思いました。
上の写真は、その中の一人の作品で、もっとも岡田先生の条件から逸脱した提案でしたが
ボクは高く評価しました。評価の基準として当たり前のものでないもの、
固まった一方的なイメージから抜け出そうとすることが学生らしく、高く評価しています。
これにもっと条件に合わせた詰めができるようになれば、もっと凄みのあるリアリティが
出てくるのでがんばって欲しいと思います。
他にもいろんな提案がありましたのでご紹介。
これは、斜面を階段で出来た三つの山と谷に削って起伏を持たせスロープ
を谷に巡らせながらウォーキングする提案。
これは、斜面を「めくる」という発想に基き、歩く方向性を規定しないでめくれている部分
をスロープ状につなげながらウォーキングする提案。