2008.07.19
野茂引退
先日、野茂が引退を発表しました。
引退と聞いて、野球選手の選手生命が他の分野に比べ短いと思いました。
引退とは言え、まだ39才。
通常、引退の記者会見では誰もがやるだけやったので悔いはありませんと
言うところを、野茂は悔いがあります!と言いました。
確かに政治家は70、80才までやれますし、39才なんかまだまだ青二才です。
建築家においても39才は、若手建築家と呼ばれます。
自分はまだ社会的には若い筈なのに引退しなければならない、
悔いがあるというのは、本当に野茂らしい言葉で感動しました。
建築家には引退があるのか?
一人だけで自己表現できる芸術家には引退がありませんが、建築家は様々な
人々の協力がなければ建築を造っていくことはできず、
造るまでの過程が最近、ますます複雑になっている現状を考えると
組織にしない限り、年を取っての一人では絶対にやれない仕事です。
したがって、アトリエ系の建築家も年を取れば今後、引退しかないのでしょうか?
な–んて、野茂の引退で思わず考えてしまいましたが、
50代は、建築家においては華の時代です。
ボクとしては、気持ちが続く限りがんばり、
年を取っても引退しない方法を考えます!
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