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道路を歩いていると、いたるところでマンホールの蓋を見かけますが、
以前から、マンホールの蓋のデザインは、それぞれの役割に応じて
使い分けられていると思っていました。
例えば、
これとか

さらにこれ

ところが、いたって普通のマンホールの蓋のデザインの中に
異色のデザインの蓋があります。


まるで1900年代前半のバウハウスで教鞭をとっていた ロシアのカディンスキーの
絵のような摩訶不思議なデザインで、以前からどういう意味があって、
どのような区分で使われているのかよくわかりませんでした。
よほど、探偵ナイトスクープにでも応募しようかと思っていたところ、
念のため、インターネットで検索してみましたら、ありました!

福岡市が下水道普及人口100万人突破を記念して、
平成2年にマンホールの蓋のデザインを「下水道施設のイメージアップと
市にふさわしい個性的なデザイン」というテーマで公募し、
全国735点の応募の中から、鳥、ヨット、街並みなどの抽象的なデザインの
組み合わせが「人の都・福岡市のアクティブなイメージ」を連想させるという
評価で平成3年より新しいデザインに順次切り替えられているそうです。

福岡市もいろんな分野でデザインに対する高い意識を持っていただけると
街の中でのデザイン密度が上がり、市民意識も変わってくると思うのですが。

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