福岡の建築設計事務所「大石和彦建築アトリエ」

きのう土曜日、茶山のK PROJECTの施主ご夫妻がｱﾄﾘｴに打ち合わせに来られました。
ご提案した４案のなかで
外観においては、D案
プﾟﾗﾝにおいては、１階がD案で２階がB案
ということで、B案をベースに1階ﾌﾟﾗﾝを調整しつつ、
D案の形態コンセプトを取り入れてみることにしました。

できそうな気もするのですが、まずは 扱ってみないと何とも言えません。
来週、前半にﾌﾟﾗﾝを検討して後半、模型をつくり土曜日に再度打ち合わせを
行なって設計監理の契約をしていただくことに。

施主の嗜好について、いただいた好みのインテリア写真の分析に基いた
ﾌﾟﾗﾝがB案でしたので、この案を選ばれたのは予想が当たり素直に嬉しいのですが
そのリスクを把握してもなお、敢えて1階にパブリックスペースを持っていった
A案が選ばれなかったのは、当然の結果とはいうものの少し残念です。
施主の方が２階からの公園の拡がりを求められている以上、止むを得ません。

また、冒険案のD案が最後まで健闘したのは意外でした。
C案については、公園から斜めに入り込んでくる壁が、結果として視界を
制約することに懸念があったようです。また、キッチンの位置や収納スペースにも
難があったかもしれません。

このブログを読まれている皆さんにも、いろいろとご意見をいただきありがとうございます。
とにかく、方向性が出ましたのでそれに向かってがんばります！