福岡の建築設計事務所「大石和彦建築アトリエ」

きょうは、ｽﾀｯﾌのカサギは友人の結婚式で有休。
４人のメンバーの一人でもいないと何だか寂しく感じてしまいます。

きのうの夜遅く、「奇跡のシンフォニー」という映画のDVDを借りて観ました。
孤児施設に１１年近く入っている男の子、１１年の間、親の愛情を得られない
かれは、自然のあらゆるものの音からの愛情を得て育ちます。
物語が進むにつれ、何故彼が両親から捨てられたのかという理由がわかってきます。
理由がわかると、かれの寂しさを思い胸の中が熱くなってしまいます。
ある日、自分の親は必ず生きてどこかにいると信じ、施設を脱出します。
街の中の様々な音や出会いを通し、かれの中にたまっていた音に対する
素晴らしい能力が開花していく物語です。
うらやましいくらいの天才、
一見こんな神童が果たしているのかと思ってしまいがちですが
モーツアルトのことを考えれば、あり得ないことではないかもしれません。
我々が時間をかけて修練していることを、いとも簡単に短時間でマスターし
長い長い時間の中でのあらゆる音たちとの出会いから受けた彼のインスピレーションが
一気に開花していくさまを見るにつれ、建築という表現もきっとそうで
僕たちが四苦八苦していることをとても簡単にとらえ、数多くの可能性の中から
選び取っていける天才がいるのかもしれません。
クリスマス前の一夜、心温まる映画としてお勧めです！

邦題が「奇跡のシンフォニー」で原題は「AUGUST RUSH」。
いつも思うのですが、いったい誰の権限で勝手に邦題名に変えるのでしょうか？
原題に込められている監督の意志を尊重すべきです。
AUGUST RUSHの意味は映画を見れば、わかります。

きょうは、８時頃より建築ﾌﾟﾛデュース会社であるプロトハウス主催の忘年会に
行って来ました。実は明日の日曜日もｱﾄﾘｴ系事務所の合同忘年会があるためか
こられていない方が若干おられ、例年よりちょっぴり少ないように思いました------。
でもこのブログをよく読まれている建築写真家のオオノさん！プロトｽﾀｯﾌでグラフィック
デザイナーのムタさん！お陰様で 楽しかったです！
いつか機会があればご一緒に仕事をしましょう！