2008.12.29
師走のオフ
年賀状も昨日のうちに終わらせ、きょうは何となくウキウキ!
自由ダァー!-----–という気持ち。
朝、ゆっくりと起きお風呂に入る。
さて、きょうは天神にも出てみようかと考え行動開始。
用意をしながら、きのうの深夜、NHKの「チャン・イーモウ 北京オリンピックを語る」
を録画したものを見ました。
演出の舞台裏をほんの少しですが垣間見てとても面白かった。
世界の存命中の映画監督の中でカンヌ、ヴェネチア、ベルリンの三大映画祭すべてを
受賞しているのは、かれひとりのみだそうです。
オリンピックのために2年前からすべての仕事を犠牲にし、開会式という絶対に失敗が
許されない生放送に対し、国家と国民からのすさまじいプレッシャーのなか
あくまでも妥協せずに細部にわたり指示を行い臨んだことがよくわかりました。
また、中国の歴史を古いまま見せるのではなく、新しいハイテクの技術と融合させること
によって素晴らしさを伝えようという姿勢が、
56才という若さによって前向きに伝わってきました。
数百というアイデアの中から最終的に実現させたものが二十数個。
また、ひとつのアイデアに数千人による5ヶ月近いリハーサルをしながらも
そのアイデアがそれ以上の見込みがないと判断し、やり変えたこともあったそうです。
この話は、創造的な仕事においてはどの分野でも同じではないだろうかと思うとともに、
そこまで、進んでやり変えるというのは、大変な勇気と強い意志がないとできない
ということです。
黒澤監督の有名な言葉「天使のように大胆に、悪魔のように細心に」
がぴたりと当てはまるのがふさわしいチャン・イーモウでした。
アトリエに出てみると、スタッフのカサギが仕事。
彼女が個人的に抱えている現場の施工図のチェックだそうです。
郵便入れの件で相談に乗る。
施主の方が選んでおられる郵便受けが独立タイプのもので形が
建物にマッチするかどうか悩んでいるとのことでしたが、
プランを見てみると、配達の方にうまく回り込んでもらえれば建物に組み込む
ことも可能なようであり、それができれば施主の方にとっても
わざわざ、雨の日も外に出ずに新聞や郵便が取れ、使い勝手上も便利である
ことを勧めるように助言しました。
その後、天神へ出てとろみがかかった酸っぱい中華ソバが食べたくなり
ソラリアステージの地下で昼食。
その上のタワーレコードに寄り、いろいろと試聴。
西通りのアップルに行ってから、西新の自宅までプラプラ歩いて帰りました。