2009.01.23
「ひろう」
—きょう、九大の学生が毎年3月に行なわれている建築学生のための
デザインレビューの協賛金1万円を集めに当アトリエに来ました。
伊東豊雄やヨコミゾマコト、永山裕子、葉祥栄などのそうそうたる審査員のメンバーの中、
なんと!ワークスの坂口舞ちゃんが入っているではありませんか!
舞ちゃんすごい!
是非、若い人達の感性を汲み取ってがんばってください!
今回は、伊東さんが設計された福岡のアイランドシティぐりんぐりんが会場だし
ボクもぜったい見に行こうと思います。
今年のテーマは「ひろう」とのこと----------–。
広島の谷尻さんも建築を考える上でのコンセプトとして「ひろう」をあげていましたが、
ボクにとっての「ひろう」といえば、全然建築的テーマではありませんが-----–。
去年の6月、初夏の気持ちいい夕べ
西公園の鳥居下にある餃子の「すえみつ」に一人で食べ行き、
ビールとともにたらふく食べたので西新まで歩いて帰ろうと
オジサンは、ほろ酔い気分で、唐人町商店街のアーケードを歩いていました。
すると、正面から歩いてくる男性のポケットから何かが一瞬、
落ちたように見えました。
何かなあと思いながらすれ違って歩いていくと、
なんと1万円札が落ちているではありませんか!
急いでひろい振り返れば、その男性は急ぎ足で先を曲がろうしていました。
瞬間、うひょー!もーうけた!と
すぐに追いかけて渡せ!の二人の自分が-----—。
ちょっとした躊躇と酔っ払っていたこともあり、
もうかったという気持ちが一瞬
勝ったのでありました----------。
そそくさとポケットに入れ、歩き始めるものの
だんだんすぐに追いかけなかった自分に後悔の念が。
結局、通りがかりの西新の交番に落し物として届けたのでありました。
その後、次々と天罰が-----—。
ひゃあー!
みなさん、神様はきっと見ています!
9月に入り、期限が過ぎたので1万円は届け主のものになる筈でしたが
やましい気持ちに天罰が下った身としては、とても怖くて取りに行けませんでした------。
福岡は、きょうの昼過ぎより次第に気温が下がり始め、夕方から強い風とともに
ときおり雪が舞っています。まだ1月、しばらく寒さは続きそうです。
アトリエの中は、冬の寂しげな風の音の中、静かな空間にカタカタとキーをたたく音だけが
響いています。
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ここではじめてこのリーフを見ました。
一大事な気がしてきました。。。
坊主の野球部員の、球拾いのつもりで、ひろってきます!
がんばります!
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若い人の感性をたくさんひろってあげてください!
まいさんの強い心臓があれば大丈夫です!