2009.02.10
再びモモヒキ
高1になる次男が、古文の教科書を持ってきて言いました。
お父さん!松尾芭蕉の「奥の細道」にモモヒキのことが書いてあったよ!
え!あの松尾芭蕉が?
そうです確かに、旅立ちという章にありました!
去年の秋、江上の破屋にくもの古巣を払ひて、
やや年も暮れ、
春立てる霞の空に、
白河の関越えんと、
そぞろ神の物につきて心を狂わせ、
道祖神の招きにあひて取るもの手につかず、
ももひきの破れをつづり、
笠の緒付け替へて、
三里に灸据うるより、
松島の月まづ心にかかりて、住める方は人に譲り、
杉風が別しょ(別荘)に移るに、
「草の戸も住み替はる代ぞ雛の家」
表八句を庵の柱に掛け置く。
あひゃー!
結論–モモヒキは古くから使われている言葉でそれを現代的に訳したのがズボン下です。
「 モモヒキは、遠いむかしの ことばなり 」
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