2009.03.07
エマニエル夫人
きのう、ヒラノからSLIDING HOUSEの件で相談を受けました。
施主のKさんから電話があり、2階のリビングのどこかにブランコを下げたいとのこと。
え!ブランコ?
それってもしかして籐でできていたらあのエマニエル夫人(1974年映画)みたいなの?
思わず記憶の奥底から、パブロフの犬みたいにあの曲が湧いてきました。
♪~♪~♪エマニエール~♪
ボクの記憶ではぶら下がった籐製のブランコに足を組んで座っていたイメージ
でしたが、この写真を見るとブランコではなく、籐製の椅子のように見えます。
ボクの反応に、くすっと笑うアリヨシ、女性スタッフのカサギとフジヤマは反応なし。
ヒラノ、ぽかんとして、エマニエル?エマニエル坊やのことでしょうか?
あーキミたちは、あの有名なエマニエル夫人のことを知らないんだ。
かぁーやっぱもうオジサンかー、
そうだ確かに知らないのが普通かもしれません。
もう35年も前になるんですから------。
でもあの映画は古臭いイメージがなく、映像としては新鮮だったんでしょう。
アリヨシは何故か知っていたので、思わずあの曲を口ずさんであげました。
♪~♪~♪エマニエール~♪
そう言えば、ここ1ヶ月前くらいでしょうか、smap×smapにあのエマニエル夫人を演じた
シルビア・クリステルが当時は凄いスレンダーでしたが
太ったオバサンになって出演していました。
フランス映画だったのでフランス人と思っていたら、オランダ人で身長は180センチ
くらいのオランダ人らしい大柄の女性でした。
オランダ人は、ほんとうに背が高く、アムスのスキポール空港の男子トイレで小用を足すとき
日本人はみな劣等感にさいなまれます。
とにかくつま先立って、上に向けやっとできる状態なのです----------。
話がそれましたが、思わず変な想像というか勝手な妄想をしてしまい申し訳ありません。
ブランコは当然のことながら、籐製ではなく2種類あって
普通の板製と袋状に下がった布製でした。
リビングはそれほど広くはなく、下げる位置に梁を設置しなければならないので
結構、難しいご要望です。
もうすでに以前から購入されていたようで何とか場所を探さねばなりません。
きょう、担当のヒラノが現場で位置について施主と確認を行う予定です。
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いえいえ、エマニエル夫人が座っていたのは椅子です。
中学生の頃、友人の家によく似た籐の椅子があって、
足を組んで例のポーズをとるのが流行りました。
エマニエル夫人を見たことのある奴はヒーローだったような・・
それにしてもブランコからエマニエル夫人に行き着くとは・・・よく分かりません・・
本当は ナナ・ディッツェルのハンギング・チェアみたいなのが良かったのですが・・・
我儘ばかりですみませんが、よろしくお願いしまっす!
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ヘンな妄想ですいません。たぶん、あの映画のバックグラウンド
として東洋的エキゾチズムがあり、その結果が籐の椅子になって
いたのだろうと思います。
そこで当初、インテリアをバリスタイルと
言われていたイメージがいまだに頭の中に残っていて
つながったのかもしれません。
いまは、もう全然バリではなく、シンプルモダンな住宅なので
頭の中を早く切り替えます!