2009.04.30
フラットなひさしの厚み
きょうは、近大の授業の後、アトリエに戻り豊浜 N PROJECTの現場に
担当のカサギとともに行ってきました。
現場には、筑羽工務店のハタさんがおられ打ち合わせ。
ハタさんの当アトリエの図面理解力は素晴らしく、ディテールから架構に至るまで
頭の中にインプットされています。
また、納まりの自由度が高く、いろんな解決法を提示していただけるので
本当に助かります。
フラット屋根のひさし断面ディテールは、薄くするために毎回、苦労していますが
当アトリエの場合、内部の天井高さと軒下端を合わせることがコンセプトと
関連しているため、屋根裏の通気等を考慮するとどうしても厚くなりがちです。
SHIMA STYLEの庇では、見付け(正面からの厚み)が550ミリあります。
野暮ったく見えてしまわない、ぎりぎりの寸法でした。
今回は、350ミリでいけそうです。350ミリで納めるためには、パラペットの立ち上がりを
ほとんど作らず、シート防水を巻き込み少し立ち下げることで解決しています。
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