2009.05.28
近大プレゼ
毎週、行っている近大の授業、前回は第一課題のプレゼでしたが、
各生徒の4人の先生の採点に手間取り、
120名の中から選ばれた学生の全体でのプレゼが今回に持ち越されました。
「センスオブワンダー」という自然をマクロからミクロまで撮った写真の中から
生徒が各自選び、その写真を通して自然の持つ秩序や美しさ、構造などを読み取り
空間を持った建築として再構成を行なう課題です。
これを読み取り、様々な厚みと断面の違うダンボール紙を用いて隆起した後の空間を
ダイナミックに造っています、持ち上げられた土地に円盤状の水盤があり、
底に張られたガラスを通して空が見え、その手前を鳥が横切って飛んでいるという
とてもシュールなパースが最高でした。
北極点を中心に回転する星の軌跡の写真をもとに、
この星たちには本来、膨大な距離の差があることを読み取り、
星の深度を空間の深度に置き換え、重層化した美術館として構成した作品です。
もっとも建築的解釈でありながら素晴らしい発想だと思いました。
ミルクドロップをバスターミナルに置き換えたとてもポエティックな作品。
マホガニー材のマクロ写真をもとに中を通っている管のようなものを形にした作品。
などなど、学生の自由な発想を引き出すための課題でした。近大の学生諸君お疲れ様—。
やる気と感性があれば、建築を極めるチャンスがあります!
神様は公平です、がんばれーーー!
自信を持てェー!
プライドにしがみついている人たちをあっと打ち負かそう!
この写真はすべてIPHONE、アプリケーションソフトTOY CAMERAで撮影。