2009.06.14
天神コア
きょう日曜日は、知り合いの陶芸家、横尾純さんの個展に出向き、
その後、建築の本を見るためにジュンク堂へ。
途中、天神コアの1Fを通りましたが、何か異次元に足を踏み入れたような
日本ではないような感覚を持ちました。
建築設計という仕事を通して、デザインには興味を持っているつもりですし、
世代間のギャップをできるだけ感じないようにアンテナを広げているつもりですが
天神コアは、そういう自信をぐらつかせる程、何か違う世界観を感じます。
若い女性の店員の化粧やファッション、お店に来ている若い女性達のファッション、
なにかこれまでの僕の中の若い女性のファッションとは違う、大きな変化を感じました。
日本人というより外人になった日本人というべきか。
この年代の娘たちが10年後にどういう家を欲しがるのか?
たぶん、今のところ外と内側の世界に大きなギャップがあるかもしれませんが
次第に内側が充実していく過程の中で、インテリアとして建築として
どのように関わってくるのか興味深いところです。
天神コアは、僕が大学生の時に出来た建物で、
設計は西鉄グランドホテルと同じ浦辺慎太郎さんです。
浦辺さんは、倉敷アイビースクエアの建物の設計で著名な建築家です。
当時から時計の天賞堂が1Fにあり、周りがキャピキャピの女性ファッションの
お店に変わった現在もがんばって営業されています。
あの時計店がどうしてこんなところに?と思うかもしれませんが
天賞堂のほうが歴史があります。
紀伊国屋店も撤退し、ある世代にとってはほとんど行かなくなってしまっている天神コア。
しばらく行ってなかった方は、是非、行ってみてください!