2009.06.18
プロ野球交流戦ソフトバンクホークス優勝
パリーグペナントレースにおいて4位と低迷していたホークスが、セリーグとの交流戦
において全12球団の中での勝敗で1位となり優勝しました。
交流戦の期間中にけがや故障だった松田や多村が復帰し、オーティズの加入、
ホールトンの安定した投球などが重なったことが優勝につながったと言われています。
ただ、優勝への理由としてもっと大きかったことはペナントレースでは対戦チームとの試合が
通常1チームに対し3試合組まれているのに対し、交流戦では2試合であり、
先発投手のコマ不足で台所事情が厳しいチームにおいては交流戦の2試合制が
好条件に働く可能性があると言われています。
したがって、今後、ペナントレースの3試合制に戻った時、
ホークスの実力の真価が問われるのかもしれません。
先日、スタッフのアリヨシを誘い、仕事の後に立ち寄った小料理屋の大将が言うには
先発投手の斉藤、新垣、和田、大隣の4人も故障でいないホークスは、
交流戦後、前述の理由により必ず順位を下げるに違いないと言っていました。
また、今年は中継ぎで新人の摂津が起用され大活躍していますが、数年前にも
三瀬が同じように活躍していました。
その三瀬も最近、あまり試合に出ることが少ないようですが、大将が言うには
三瀬は、2年前の交流戦で阪神の金本に与えたデッドボールによって
思うように投げられなくなっているとのこと。
プロ野球においては、そういうことがきっかけで不調になるケースが多々あるようで
精神的なものを克服することが中々難しいとのことでした。
ブルペンでは、いいボールを投げているのにマウンドに立つといいボールが投げれない
というとてもナイーブな精神的状況があるらしく、
スポーツにおける勝負というのは厳しい世界であることを改めて思いました。
故障している先発ピッチャーが戻り、三瀬も克服して是非、今年こそ
ホークスに優勝してもらいたいと思っています。