2010.03.10
マッサージ
昼の3時より、セレクトホリデイの休みを取り、
岩盤浴に行きマッサージをしてもらいました。
天然水による水分補給をしながら、温められた岩盤の上で2時間
汗をかき、シャワーを浴びて1時間の全身マッサージ。
肩も足も頭も相当こっており
具合が悪くないのが珍しいくらいと言われました。
自分では左肩と首だけが凝っていると思っていたところ
揉んでもらうとそれ以外の多くの場所が凝っていることがよくわかりました。
やはり定期的運動をしないとデスクワーク中心の仕事では
いろんな部分ががたついています。
ここ1週間、施工会社に事前に概算をしてもらうのに
本ちゃんで矩計図(かなばかりず)を2枚書いているためか
肩凝りがひどいのかもしれません。
矩計図はディテールの集積であり、あらゆる納まりが複雑に絡んでおり
原寸サイズでの断面詳細をイメージしながら
いざ、自分で書いてみると様々な問題点が浮かび上がり
解決すべき課題が把握できます。
その結果、モニターの前でのスケッチを繰り返しながら
ひとつひとつ納まりを確認していくと大変長い時間が必要になります。
したがって矩計図は、設計図のなかで
プロポーションも含めたもっとも重要な図面だと思います。
建築を修行している人にとって、全ての構造(木造、鉄骨、コンクリート)の
矩形図が書けるようになれば、実施設計での一人前で
現場監理が任せられるようになれば、現場監理の一人前で
最後に、計画とデザインができるようになれば卒業です!
通常、設計事務所での修行はそういう順番で学んでいくケースが多く
僕自身もそのようにして覚えてきました。
ところが、当アトリエでは図面、現場、計画という順においては
最初の2年ぐらいは、ほとんど図面と現場ですが
その後は、図面、現場、計画のすべてがフラットな状態で進めています。
設計事務所において、スタッフの仕事の覚え方については、
いろいろと違いがあるかもしれません。
話がマッサージからマッサージの原因である矩形図の作成になり
仕事の覚え方にまで飛んでしまいました。
今日は寒の戻りで雪がちらついていますが
これからだんだん暖かくなるので
そろそろウォーキングをまた始めようと思っています。