2010.05.07
博多弁
先月末に三日連続で放映された三谷幸喜作の「我が家の歴史」を見ましたが
戦後昭和史を博多出身の家族の歴史とダブらせたオマージュのような作品で
博多弁というものが何故か非常に懐かしく且つ優しく感じました。
高校のときから大学を通し、デザインを志すものは強烈な方言を使うものではないと信じ、
極力、使用しないよう心掛けてきたところが、ドラマを通し、
あの家族が使用する博多弁がいとおしく感じてしまったのは歳だからでしょうか?
父親役で実際東北出身の西田敏行の博多弁のうまいこと!
むかし、小学校の講堂でよく教頭先生が大きな声で
「校長シェンシェイのあいさつ!」
と言った途端、生徒の間からクスクスした笑い声と「シェ、シェ、シェ」という
合唱が一声に湧き起こったものでした。
今では、全く聞かなくなりましたが、あの頃の年配の人たちは「せ」を「シェ」という人が
多かった時代でした。
前の記事へ
TOP
次の記事へ