2010.05.26
ipad
いよいよ日本でも今月の28日からipadが発売されます。
先行してアメリカから直接取り寄せたものを前田建具の前田さんから
見せてもらいましたが、画面が大きくスピードも速いし、ノートパソコンより
シンプルで使い勝手が非常に良さそうに感じました。
フジヤマの話によれば、発売に絡めて京極夏彦氏の新刊「死ねばいいのに」も
電子書籍として配信されるそうです。
京極さんは桑沢デザインスクール出身で文章の改行や句読点の位置なども
徹底的にこだわるそうで、ipadならばたぶんページ数の制限などがなくなるため
間合いを持った文章を表現できるようになるそうです。
確かに、文庫本というのは安くてコンパクトで便利ではあるけれど
文章が詰め込まれているため、作家が望む間合いというものを体感することはできません。
ipadによる書籍のデジタル化が逆にいい意味での新しい価値観を
造り出し、これまで詩では感じられた読むこととリズムの関係が小説の世界において
拡がっていく可能性を持っていると思いました。
また、文章とグラフィックが融合した表現も可能になり
小説の世界観をより体感するようなものになっていくのではないでしょうか。
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大石先生は、i-phoneをお持ちだったと思われるのですが、ipadも購入されるのですか?
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iphoneを持っていることとipadを購入することに
どのような関係があるのですか?
ここに書いているようにipadでは本を読むことが
可能になります。特に40歳以降の老眼で文字が読みにくい
世代にとってはipadはとても便利なツールになるし
気に入った文章をピックアップして保存することも可能で
データベースとしていろんな使い方ができますよ。