2010.06.14
ワールドカップ南アフリカ大会、日本対カメルーン
いよいよ待ちに待ったワールドカップサッカー南アフリカ大会。
きょうは、日本時間午後10時半より日本対カメルーン戦。
小市民的と言われようとも、期待していないと言いながら朝からソワソワ。
仕事を早めに切り上げ、ビールを買い、お風呂にも先に入って万全たる準備。
さあ!行くぞー日本!!
日本チームは大会直前まで調子が上がらず、メディアからも散々批判されてきましたが
岡田監督や選手にとり、相当なプレッシャーがかかるなか
ここまで批判され、期待されていないのなら、いっそ開き直ってガンバレー!
これまで4年間、攻撃中心のコンセプトでチーム造りを行なってきながら
土壇場で守備重視へ切り替えた上に
南ア入りするまで選手の布陣すら決まらないなか、
大会直前の南アフリカでのジンバブエとの30分3本の練習試合において
初めて試した本田を1トップにした布陣で
いきなりカメルーンとの初戦にぶつけてきた岡田ジャパンは
さすが土壇場の男!
ボクと同じ53才!ボクも土壇場の男
当然ながらいろいろ迷うこともあります。
ゲームは前半、両チームともほとんどシュートらしいシュートもない
慎重な動きに終始し、素人のボクが見ても悪く言えば一見つまらない試合のような印象。
海外メディアの一部では最低の試合と言われたのも
悔しいけれどもわからないでもない気がしました。
カメルーンが最初から笠にかかって攻めていたら試合の展開も変わっていたかもしれません。
ただ、本田、松井、大久保が体の大きな相手に負けないほど体を使い
球際での勝負をしていたことは、これまでの戦いとは違う迫力がありました。
終了間際の前半43分
松井によるセンタリングを本田がゴール前で受け、シュート!!
ヤッター!!これまでの鬱憤を晴らすようなゴール!
嬉しそうな岡ちゃん!
一見自信家に見える本田が控えのチームメイトのところに走り
気配りを見せながらの祝福を受けるシーンは、
このチームがこれを機会にもっとまとまり、高校野球ではないですが、
試合に揉まれながら次第にチームとして完成していって
強くなって欲しいと思わせました。
後半の残り15分、圧倒的カメルーンのパワープレーに対し、
前に出れず引いてしまって押し戻せなかったいつもの課題が残るものの、
この布陣でどこまで通用するのか
今回の勝ちをきっかけに自信と冷静さと謙虚さを持って頑張って欲しいと思いました。