2010.10.21
飯塚 パラレルハウスの水回りデザイン
最近、ブログで飯塚のパラレルハウスをご紹介しましたが、
きょうはそこの水回りについて。
バスタブはフォンテトレーディングの置き型を採用しましたが
置き型はシルエットがとても美しいものですが
今回は、使い勝手を考慮して板状のプレートに落とし込んだデザインとし
そのプレートに腰掛けもでき、且つ踏み台にもなるようにしています。
プレートに空けられた開口と浴槽との間にはステンレスパンチングプレートを
コの字に折り曲げたカゴ状のものを四周に回し、白い玉砂利を入れています。
白い玉砂利に縁取られた穴から美しいシルエットが立ち上がるというイメージです。
浴室の西側壁が形態的に斜めになっているため、シャワー及び吐水口は
壁から切り離され自立したステンレスプレートに設置し、その後に
シャンプー、石鹸などの置場があり、且つバックライトを入れています。
さらに風呂リモコンも目立たない位置で使い勝手が悪くないように配慮。
また、換気扇は正面の開口部上部に取られたブラインドボックスに設置し
見えないようにしています。
洗面スペースの洗面台はコーリアン仕上げで、洗面と一体にシームレスに
繋がっています。
水栓金具と朝シャン用のシャワーのハンドルをカウンター側面に設置し
小さなお子さんでも使えるような工夫を行なっています。
特注サイズのカガミは、元々透明ガラスから作るので間接照明が入っている
上部60ミリを透明のまま残し、フロスト(すりガラス)加工をして
顔正面にも光が出るようにしています。
カガミ付片開き扉の中は収納スペースになっています。
(この2枚の写真はフォンテトレーディングの松岡社長による撮影です。)