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中国の鄭州のデベロッパーなのかコンサルなのかわかりませんが
英文のメールで設計依頼の問い合わせがありました。

当アトリエについてINTERNATIONAL ARCHITECT
websiteを見たと書いてありました。
インターネットで検索してみると当アトリエが手掛けたSOLIDという住宅が
ポルトガルのDARCO MAGAZINEという雑誌なのかネットなのか
わかりませんが掲載されており、上記の世界の建築家一覧の中に
アトリエ名がありクリックするとホームページに飛ぶようになっていました。
ところが、当アトリエからこのSOLIDの写真データを送ったこともなく
どうして掲載されているのかよくわかりません。
 
そのメールには、この番号に電話で連絡をして下さい。と書かれてありましたが
英語のメールで問い合わせてみると
今度は中国語で送られてきました。
取り敢えず、
インターネットの翻訳システムを使用してみましたが半分くらい理解でき
あと半分は理解できません。
それによると敷地が38000㎡、建物面積が95000㎡のホテルとオフィス、
商業施設を伴った複合施設のようで設計期間が6~8ヶ月、
中国で一緒にやりましょう!
と書いてあります。
ひゃー!!中華料理を食いに行くぞー!
中華料理!、中華料理!とアトリエで騒いでいました-----—-。

さらに翌日、今度は今後仕事を進めていくうえで中国語がわかる通訳が
必要なので商務担当の○○さんに連絡を下さいというメールが来ました。

とにかく、中国語がわかる人を紹介してもらうためいろいろなルートで連絡し、
再度翻訳してもらうとともに中国との設計経験がある組織設計事務所の
方からも貴重な意見を頂きました。
8月にインターシップで当アトリエにきた英国の王さんにも連絡を取り
上海にいる王さんのお父さんがどういう会社か調べてもいいという
段取りもメールで頂きました。

今の中国は、かつての高度成長時代の日本のように勢いがあり
アバウトさも寛大さも大陸的なのかもしれませんが
どこまで本気で現実的なのか異国の地では想像もつきません。
当アトリエの手掛けた物件を確認したいとありましたが、
それは当然の事で極めてまともなのですが、
それならばホームページを見ればどんな規模と用途のものを
設計しているのかすぐ判断できる事で
どこまで理解されているのかよくわかりません。
international architectには日本の著名な
建築家も多数掲載されており、当アトリエ以外にアプローチを
されている可能性は多いにあり、これをチャンスとして捕らえるのは
馬鹿っぽいのではとも考えてしまいます。

現地での設計体制や報酬、通訳など事前段階での契約についての知識と
それがわかる専門の方など小さなアトリエではとても対応ができない
難しさがあり、いろいろな人に迷惑をかけましたが
とにかく勉強になりました。

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