2011.01.26
突然の訪問 1
きょう、これから住宅の相談に伺っていいでしょうかと
突然、電話で連絡がありました。
福岡市外であるため、15時にお約束しました。
昨年の初めより、ハウスメーカーでプランニングなどの検討をされておられたようですが
どうしてもオーダーに対する自由度が低いように感じられたようで白紙にされ、
仕事上でいつも依頼されている設計の方にお願いされたそうです。
しかしながら、仕事上での手馴れた商業施設設計と住宅設計との
ニュアンスの違いを感じられたようで、一度白紙にされ、
ご友人に相談されたところ
自分のこだわりがはっきりあるのであれば、インターネットを通して
自分の感性に合う設計者を自分で探した方がいいと助言され
当アトリエを知られたということでした。
どんなネットですか?と尋ねると、九州のイケテル建築家?というようなネットらしく
そこに15名ほど挙げられていたということでした。
ボクはそのネットに掲載を依頼したことはありませんが
とにかく大変、有難い話です。
当アトリエのどういうところに興味を持たれたのか伺ってみると
モダンでカッコイイけれども冷たくなく、暖かさを感じるとのことでした。
とても有難い話で嬉しく思いました。
50代になられた時にその家から出てきた自分が似合っているような
そんな雰囲気のある家を今の段階で造っておきたいということでした。
一般的なイメージとして我々の仕事があくまでデザイン優先のような偏見で
見られることはかなり誤解があり、
施主の方が紡ぎだす言葉のイメージを膨らまし
形にしていくお手伝いができることに、
新しい施主の方との出会いを通して喜びを感じているのが真実です。
取り合えず、今週中にアトリエのポートフォリオを作成し、送らせていただいた後
再度、奥様にも確認をしていただき、正式な依頼を受けた上で
スケジュールとヒアリングの予定を立てようと思っています。