福岡の建築設計事務所「大石和彦建築アトリエ」

前回のブログに書き込みがあったイワサについて

イワサは当アトリエが最初に採用したスタッフです。
彼女は神戸でインテリアや小物を扱う会社にいた時に震災に遭いました。
たぶんかなり被害の大きかった地区に住んでの被災のようでした。

宮崎出身の彼女は、会社を辞め福岡で新たな仕事に就きながら
町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミーの福岡校に通っていました。
当時、ボクはその学校で建築技術を教えていましたが、同じような講師として
柳瀬さんや田中俊彰さんなどがいました。
そこでアトリエの最初のスタッフとして田中さんにイワサを紹介してもらいました。
この時のスクールの同期にプロポスタで活躍されている天野さんがいます。
田中さんは学生の中でこの二人を特に建築的に高く評価されていました。

イワサのおかげでアトリエの仕事は順調で、彼女の最後の担当はＣＩＴＹ　ＣＵＢＥと
タナッチが施主のＳＨＩＭＡ　ＳＴＹＬＥでした。
どの建物も彼女の助言がスパイスのように効いています。

知り合いの紹介により彼女は、福島県郡山の方に嫁ぎました。
そこで、ご主人とともにミッドセンチュリーの家具のネット販売も含めた
インテリアショップを開き、子供も生まれ、仕事も順調に拡大していました。
二つか三つに分かれていたショップを統合するために
中古の鉄骨造のオフィスを購入する相談も受けていました。

今回東日本大震災に遭い、仕事においてもかなりの影響があるようですが
彼女ならば絶対立て直すことができると思っています。

できる！
できる！
やる気があれば
かならずできる！