2011.04.11
二人ぼっち
先月、昨年に独立した元スタッフである平野くんが最初に手掛けた住宅を
見学しました。
まだ31才!独立第1作として素晴らしいデビューだと思いました。
当アトリエが目標としている「開く住宅」として
池に面した敷地に対し、池の風景に開きながら
壁を振る事により空間を通しての風景の見え方に
差異を作り出しています。
さらに差異に対する開口部のディテールを詰めることで
切り取り方の差が極力出ないような工夫がなされていました。
また、屋根材の垂木を構造材として露出させることで
左官によって塗られた壁の存在が自立壁として強調され
この住宅の構成が箱ではなく、壁として表現されていることが
浮かび上がっています。
とにかく非常に嬉しく思いました。
また、これまで産休で休んでいたスタッフの笠置さんも
中古マンションを購入し、仕事場のある住宅としてリフォームを行なって
晴れて独立することになりました。
先月、平野くんとアリヨシ、フジヤマとともに新築祝いを兼ねて
ランチに呼ばれました。
仕事場と寝室、1歳になる小春ちゃんの部屋、LDKが構成的な壁により
細分化されながらもシームレスにつながり、奥行きがあるような空間になっていました。
これも、また、面白く、笠置さんの個性を十分感じさせるものでした。
二人ともこれから是非、がんばって欲しいと思っています。
さらに一級建築士の資格を持っていたスタッフの有吉くんが3年間の実務を終え
管理建築士の取得が可能になり、晴れて4月より独立することになりました。
ダンボールを使用した家具デザインにも興味があるようで
しつこく諦めずに追求して欲しいと思います。
そういうことで、4月より当アトリエはフジヤマとともに二人ぼっちになりました----------。
今年、1年間は二人でがんばろうと思っています。
忙しくなれば、3名の応援建築家がいると思えば
心強くなんとかやれるのでは?とアバウトに考えています。
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熊本のH PROJECTの写真、自分のところのキッチンですが感動しましたっ!
やっぱり大石先生の作品に入れて頂いて良かった!と改めて思っています。 写真も載せて頂いて何よりも嬉しいご褒美です。
大石先生 藤山さん、本当にありがとうございました!
お引渡しまた改めてご連絡下さい。
そして…有吉さんの”独立”ビックリしました。
子供と同じで少しずつ手が離れていったり一人立ちしていくのは
嬉しくもありちょっと寂しくもありですね…。
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書き込みありがとうございます!
キッチンハウスのキッチンのためにあるような空間になりました。
木目の天板によって家具のようなキッチンになっており
施主の方も大変喜ばれています。
こちらこそありがとうございました。