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きょう、次男が東京へ出発しました。
当初、大学の入学式が4月1日の予定で先月の23日より準備のため
東京の初めての一人住まいになるアパートに行っていたのですが、
震災と原発問題と計画停電などで入学式が急遽、取り止めとなり
授業開始も5月1日からに変更になりました。
そのまま、東京に居ても仕方ないので
再び、福岡に戻りこちらで待機していました。

先月の出発前に83歳と86歳になる二人の祖母を呼んでの歓送会を自宅で行ない
入学式のために紳士服のAOKIで購入したスーツのお披露目も行なっていたのですが—-。
式がなくなり、しばらくスーツを着る機会がなくなりました。
入学式はともかく卒業式が行なわれなかった学生の方は、ちょっと可哀想ですね。
どちらにせよ未曾有の国難として若い方たちの記憶に刻み込まれることになるでしょう。

そういうことで我々夫婦もとうとう二人ぼっちになりました-----–。
人生の中において、
考えてみると自分の子供と一緒に過ごす期間は18年間しかなく
家族と言うものは実は非常に短い間での交わりなのだと思います。

アトリエにおいてもスタッフのフジヤマと二人ぼっちということで
一挙にダブル二人ぼっちになりました。
でも、冷たいと言われるかもしれませんが、ボクは全然寂しく思っていません。 
もともと、子供というものは家を出て行く存在であり
いつまでも家に居るのも心配です。
こういう場合、母親の方が寂しく感じているのかもしれません。

とにかく仕事では3ちょう上がり!(3名のスタッフの独立)
家庭では2ちょう上がり!(2名の子供の独立)ということで、
前向きに考えれば、肩の荷が下りてなにかとても自由な気分です。

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