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午前中、四国よりフォンテトレーディング社長来所。
コラボレーションについての打合せを行いました。
その後、大村賃貸住宅プロジェクトの配置計画及び各住戸タイプの基本図面を
事業者へ提出に行き、その足で佐賀大和に向かいました。
佐賀大和インターを下りてすぐのところにある敷地に住宅を建てられる依頼があり
そこの敷地確認です。

その後、三瀬峠を越え糸島、南風台にあるI PROJECTに向かいました。
現在、基礎工事中で来週月曜日が配筋検査の予定ですが
今回、採用している土壌蓄熱暖房サーマスラブの敷き込みの確認を行いました。

サーマスラブは、まず砂を厚さ30ミリで転圧後、紙状のボードで保護された電熱パネルを
敷き込みます。その上に保護用の砂を100ミリの厚さで敷込。
写真はその施工状況を撮影しています。
全面に砂を敷き込んだ上に砕石を60ミリ敷き、ポリエチレンフィルムを敷いて
厚さ60ミリの捨てコンクリートを打設。
その上に鉄筋を配筋して厚さ180ミリのコンクリートを打設します。

サーマスラブは通常の床暖房と違い、家全体の床をシームレスに暖房することができ
且つ深夜電力を利用して電熱パネルにより暖められた土壌とコンクリートの床は
熱を貯める性質があり、昼間の電力を抑えることでランニングコストが
かなり抑えられています。
床全体が温かくなるため、床の仕上げをすべてタイルにすることができます。
当アトリエが手掛けたONE,pararellもサーマスラブを導入し床をタイル仕上げにしています。
 

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