2012.02.16
ディープな大阪
朝、6時ごろ体が寒くて目が覚める-----–。
妻は昨日より東京出張できょうは一人。
気が付くと寝汗でパジャマがズボンも上もぐっしょり。
とにかく着替えないと寒いので洗面所に行き
下着も含め全て着替える。
今日は、大阪のキッチンハウスショールームの見学で
博多駅に8時半集合の予定。
夜の間にきっとフジヤマのインフルエンザ菌との壮絶な戦いが
体の中で行われていた結果なのか
とにかく大量の寝汗ながら
喉も痛くなく、取り合えず熱もない!
さあ!いざ!行くぞ!!大阪へ
大阪行きのメンバーはワークスの坂口さん、田中俊彰さん、atelier cubeの清原くん
デザインニコの松田くん、イノウエサトルくん、ア―キタンツの福田さん、
CASEの山本容子ちゃんなどなど
昼食の後、1時よりキッチンハウス大阪のショールームの見学
デザイナーの寺田さんより細やかな説明。
関西人向けに新たにデザインされたド派手な光るキッチン
ドヤ!派手でっしゃろ!と言いたくなるようなデザイン
ボクは思わず中洲のクラブの受付カウンターをイメージしました------。
その他いろいろな説明を聞き、収穫はありました。
4時に解散。
その後、清原くんの企画による大阪の若手建築家との飲み会の時間調整で
梅田センタービルに向かい、清原くんが感銘を受けたという
パブリックファニチャーを見に行きました。
デザインは東北大出身の女性建築家の方で構造は、
きょう飲み会でご一緒する満田さんとのこと。
集成材によるベンチ状のフレームを湾曲させながら
構造解析によって一本足を固定せずに自立できるベンチになっています。
確かにこれはいい!!
ボクも感動しました。
ミニマムでありながら多様な使い方を誘発するファニチャーとなっています。
一緒にいたア―キタンツの福田さんが
建築家が関わるとミニマム過ぎてつまらないか
行動を規定しすぎてそのようにならないか
とにかくどちらかにし過ぎるということが多い中
そうではなく、行動を誘発させ成功していることが素晴らしいという話に思わず納得!
その後、大阪の建築家、木村松本の木村さんが指定した中津にある
角打ちに向かう。
途中、ボクの体の中ではインフルエンザ菌との死闘が行われ
体温が上下動するなか、
途中の薬局で栄養ドリンクとウコンを飲んだ後
ようやく体がすっきりしてきて、きっと勝負がついたのだと思いました。
酒屋の横にある角打ちでおでんをつつきながら
日本酒を熱燗で立ったままいただく。
田中さんや松田くんも合流、大阪の若手建築家の方もほぼ集まり
近くにあるニ次会の場所へ移動。
時代が何十年も巻き戻されたような場所でした。
松田くんは明後日神戸でプレゼのため、大阪泊。
清原くんも木村さんの住宅現場見学のため泊り。
イノウエくんとボク、田中さんは今日中に新幹線で帰るつもりでしたが
イノウエくんが木村さんに口説き落とされ、急遽、木村邸に泊ることに。
そこで木村さんの矛先はボクに------
「オオイシさん!明日は何時から打合せですか?」としつこく聞いてきます。
髪を真ん中で分け、ピたーっと張りつけた長髪を後ろで束ねた
弥生人のような超個性的風貌!
相手をじっと見据えながら話を論理的にされて来られ
はあこうやって、施主の方を説得されるんだろうなあと思う。
ああいかん!いかん!こんなことで感心していると木村さんのペースに
嵌められてしまいそう-----–。
15時から打ち合わせと言えば、絶対、泊れと言うに決まっているので
何も言わないボク。
そのうち、ipodを使用して以前、
竣工した物件の説明を田中さんに話し始めた隙を狙い
トイレに行くふりをして急いでお店を出ました。
すると、それに気付いた田中さんが話を振り切って、
店を飛び出し、二人で何とか新幹線に乗り
今日中に博多へ帰れたのでした-----–。
でもほんとに楽しいディープな大阪の夜でした。
みなさんお疲れ様でした。