2012.10.30
気合いのコンクリート打設
きょうは、田川 T PROJECTの1階立ち上がりコンクリート打設の立ち会い。
朝8時半からの打設に、6時起床、7時15分にスミくんとアトリエを出発。
昨夜は今日に備え、早めに寝たもののなかなか寝付けず
2時ごろ眠れて5時ごろ目が覚めたのでとても眠たい。
久しぶりにボリュームのあるコンクリート打設のため、
スミくんには型枠のたたきを少しばかり体験してもらうことに。
そもそも鉄筋コンクリートは、140年ほど前にフランスの植木職人がモルタルに
鉄筋を入れたところ、ひび割れがおこらなかったことからが始まりで
コンクリートと鉄筋の膨張率がたまたま同じだったことによります。
ローマ人はコンクリート(石灰、水、石、火山灰)を使って巨大な建築を造り上げましたが
鉄筋を入れることは気付きませんでした。
その後、ローマ人が発明したコンクリートの技術は忘れられ
中世以降、組積造による建設が1860年代まで続くことになる訳で
その後の鉄筋コンクリートの発明は
人類の文明の発展に大きく寄与しています。
現代においては、それがより化学的、物理的に管理された技術によって
鉄筋コンクリートは打設されてるんだ!
ということを体感して欲しいと思いました。
また、それはバーチャルなものではなく数多くの職人さんたちの手によって
実現されていることを知ってほしい!
------本日、改めて熱い思いで56歳になりました-----—。
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