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衆議院選挙が終わり、報道各社の事前予想通り、自民党の圧勝となりました。
原発問題も重要な争点であるはずの大事な選挙に
投票率が戦後最低とはいったい何なんでしょうか?
時代のうねりは何時の間にか徐々に変わって行くものであり
後で気付いてもおそいのです。
極端かもしれませんが、韓国のように徴兵制が日本において
取り入れられることになっても若い人は、関心がないままでいれますか?
原発問題においても隣接地に建設が決まっても
仕方がないと諦めますか?
全ては自分が政治的選択において投票という選択を行わなかった結果だったら
こんなに悔いが残ることはありません。
白けるという状況は、何も生み出さないことだと思います。

年末ということと少数政党の多党化によって争点もぼけ
国民にとってはしらけてしまったということですが、よくわかりません。
それに一番被害を被っている地域である福島県では脱原発の候補または政党が
ほとんど議席を確保していないのもよくわかりません。

先日のテレビにおいて各党の得票数についての分析をしていましたが
民主党が圧勝した年の自民党の得票数が1800万票、民主党が2960万票
今回は自民党は1600万票、民主党は960万票、
その他政党の合計得票数は2000万票(数字はうろ憶えで概略です)
民主党は1/3に激減し、自民党も200万票減らしているにも関わらず
小選挙区での圧勝に伴い、独り勝ちとなっています。
識者に寄れば、多数の民意は決して自民党に期待している訳ではなく
今回、多党化に伴い票が分散した結果の自民党の圧勝だと語っていました。

また、維新が石原氏の太陽の党と合流せずにみんなの党と合流していれば
第三極の勢力として国民にとってもっと明快な受け皿になったはずで
もったいなかったと言われています。

昔の安定した自民党政権時代の選挙と違い
たぶん政治的状況は今後も不安定であって
非常にぶれやすい状態が続いているのだろうと思います。
したがって先の読めない運命論的選択の時代となっています。

もうそうであれば、たまたま圧勝となった自民党の安倍さんに
再登板して頂くことで、今後の日本の舵取りを期待するしかありません。

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