2013.02.09
parallelへのTV東京の取材
昨日の雪で八木山バイパスが通行止めになるのではとやきもきしましたが
幸い、きょうは路面凍結もなく飯塚のPARALLELの撮影取材に立ち会いました。
毎週月曜日の午後10時55分よりアドヴァン提供で5分間の「建物図鑑」という番組で
放送される予定です。
施主へのインタビューはなく、設計者が出演するという構成になっており
とても緊張しました。
取材スタッフのみなさん、インタビュー役の男優の羽場さんも含め
施主の奥様の小物などに対する感性の高さに驚かれていました。
このブタの置物なんだと思います?
じゃーーん!!蚊取り線香の入れ物なんです!
しっくい仕上げの白い空間と独特な感性によって組み合わされた小物が
ハーモニーのように響きあっている住まいです。
設計者としてとても嬉しく思います。
真っ白な空間ですが冷たくなくやさしく感じるのはきっとこのかわいい小物たちが
醸し出す雰囲気によるのかもしれません。
そのように考えると白い空間というのは、住み手のアレンジによってどのようにも
色付けすることができけっして一方的イメージで固まっているものではないように
感じました。
ビリヤード台は購入された中古品をこの空間に合うように分解して
黄土色の木目をすべて白に塗りつぶし、台のグリーンのフェルトも
ブルーに貼り直したものですが、白くした結果モダンに見えています。
撮影スタッフの構成は、制作会社の代表、アシスタントディレクター、撮影カメラマン
録音、メイクなど総勢7名と男優の羽場裕一さん、さらにスポンサーからの見学として
アドヴァンの支店長と担当営業の2名という面々でした。
羽場さん凄くソフトでいい方でした。福岡へは2年前に博多座での公演以来ということで
また、この企画で来たいとおっしゃってました。
自分は建築のことは詳しくないと言われながら、parallelの洗面バスルームが
白いスペースなのに優しく感じるとか、空間における斜めの壁、勾配のある天井、
階段の斜めのラインなどによって変化のあるものになっていることの指摘など
とても感性のある方だと感心しました。
「建物図鑑」の放送は東京では3月3日ですが、九州では4日になると思います。
カメラがまわるとどうしても意識してまい本当に疲れました。
アトリエに戻り、一緒に同行したマツオさんを誘ってイタメシへ-----–。
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大石様
大変ご無沙汰しております。
5~6年程前の学生時代、オープンデスクで大変お世話になりました行實です。
お世話になって以来、大石さんのBlogファンでいつも拝見させて頂いております。
【建物図鑑】にご出演されると知り、嬉しくてコメントさせて頂きました!!
この番組の『設計者がコンセプトやものづくりの考え方を語る』という構成が好きで毎回チェックしているので、大石さんの作品がご紹介されるなんて本当に楽しみです。録画してチェックします!これからも益々のご活躍をお祈り申し上げます☆
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行實さんお久しぶりです!
確かゼネコンの設計部に就職されたと井上ちゃんから聞きました。
Blog読んでてくれたんですね!
嬉しいな!
「建物図鑑」も観ていたんですね。
テレビに出るのは苦手で嫌だったんですが
こういうことで昔、縁があった人に観て頂けるのであれば
仕方がないと君の書き込みで思いました。
そちらも仕事ガンバって下さい!