2013.04.15
やわらかい建築
きょう何気なくTOTOから届いた封筒を開けてみるとTOTO通信が入っていました。
このTOTO通信は季刊で毎回、興味深い特集で目を通しています。
今回は「やわらかなデザイン」
冒頭の文を紹介
「バウハウス以来のモダンデザイン、それはミニマルにまで行き当たり、
やがて袋小路に入り込むのではないかという恐れ、なきにしもあらずだった。
それがいつの頃からか、不思議なデザインが住宅建築の世界にも
見え隠れするようになった。
共通の美意識があるのか、通底する思考が流れているのか、
まだはっきりしたことはいえないかもしれない。
しかし、アプローチこそさまざまだけれど、どこか「なつかしい」という言葉で
くくれそうな気配が見えてきている。
やわらかな思考の流れとして追ってみた。
そうそう!これからはそうなんよ!!と言いながらスタッフに
きみたち!ボクが10年前に 設計した「FABRIC WALL RESIDENCE」も
外部環境が悪く、土地の面積が30坪しかない場所に中間領域として引きのスペースを
取る余裕がないため考えた「やわらかい壁」の住宅なんです!
そういえば二人ともこの住宅を見たことがなく
きょうは天気もいいので早速、見に行こう!ということに-----。
高齢の一人住まいの施主は入院中と伺っていましたがすぐ近くにご兄弟がおられ
たぶん定期的に管理されてあるようでした。
筑羽工務店のハタさんとの最初の仕事、懐かしいなあ-----–。
道路側の透明の中空ポリカボネートと内側の半透明波型ポリカボネートに挟まれた
壁の中にブルーとグリーンの化学繊維で出来た2枚の布を縫製し
ハタさん提案のすだれ工法で吊るしています。
10年経過してもディテールとともに色褪せては見えませんでした-----–。
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色あせない建築ってサイコーです。ディテール素晴らしい。
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やあー、そういわれると------恥ずかしいです!