2013.05.11
吉本翔風個展
高校の同級生で書道家として活躍されている吉本さんの個展に
仕事の合間に行ってきました。
同じ高校の同級生である建築家のY設計室の家原や竹中工務店の吉田くんなども
来たようであー取りあえず行って良かったあと思う。
ぼくは高校時代、男子クラスで女子と一度も話をしたことがなく
吉本さんとは面識がなかったのですが
これまで同窓会を通し彼女の活躍を知りました。
書と建築というのはなぜか共通性があるのか
みな関心を持つことが多いようです。
書も建築も音楽も全ては基礎として古典の習得が十分であると
その後、自由に崩していっても
不思議と品と言うものが保たれるように思います。
(本来その人自身が持っているものもありますが)
吉本さんの書は自由に想像の世界に解き放たれたようでいながら
品格を感じさせるものです。
特にこの雫2という題名の書は書の領域を超えた
抽象性と構築性、精神性を感じるものでした。
また「刻」も好きでした。
自分の感性との真剣勝負によって引き出されているところは
ボクも建築という大きな制約のなかでもっともっと感性との
真剣勝負をしているのかという問いを突き付けられる思いです。
そんなことを思いながら急いで仕事場に戻りました-----–。
さあて香椎 O PROJECTの実施も今日で完了!
このプロジェクトに込めた垂直性の開口部からの光に対する思いを何としても
実現させねば!!
吉本翔風個展は明日までです。
福岡市中央区薬院1-8-8 WEEKS BLD 5F