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月曜日は美術館は休館なのですが南青山にある岡本太郎記念館は火曜日が
休館日のため観ることができました。
しかも嬉しいことに館内でのカメラ撮影が許可されています。

記念館は自宅兼アトリエとなっており、
内外共補強コンクリートブロック造のままの仕上げで
当然ながら断熱材など全くない、
さすが戦うアーティスト岡本の自宅だと思いました。
屋根は凸レンズ型でコンクリートシェル構造かどうかわかりませんが
ユニークな建物です。
調べてみるとコルビジェの弟子である坂倉準三が設計しており
パリ時代から親交があったのかもしれません。
当時のもっとも前衛である建築家に住居の設計を依頼したのは
いかにも岡本太郎らしいと思います。
そういえば吹き抜けのあるアトリエの2階に上がっていく階段のデザインは
コルビジェのラ・ロッシュ邸に似ていると思った直感は間違っていませんでした。

岡本の有機的彫刻はおそらく都会のビルのコンクリートの谷間に置いても
負けずに強烈な存在感を発揮するものだと思いますが
自邸のジャングルのような庭に置いてあると
意外にもジャングルの方が不思議とマッチしているのではと感じました。

1階自邸リビングは戦後昭和の熱気と強烈なパワーを感じさせます。

アトリエには膨大な数の絵が収納に立て掛けられ、
テーブルのまわりは当時のままの状態にしているのか
リポビタンの空き瓶がいくつも転がっていました。

次にすぐ近くにあるB&Bのショールームへ-----—つづく

 

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