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自宅近くのマンションに引っ越した母のリビングを
当初、本人の希望で床座の生活スタイルから椅子式の生活スタイルへの変更により
ソファダイニングとしてセッティングしていたのですが
夏場のエアコンによる足元の冷え込みなどもあり
やはり、ホットカーペットを敷いたうえで座卓にしたいと言い出したため
きょう日曜日、急遽、座卓を買いに休みだった妻とともにイケアに行ってみました。
イケアには日本的床座の生活スタイルを行うための家具がなく
近くのナフコに行ったところ、足が折りたたみで軽量の座卓があり
それを購入後、プロポスタに寄ってみました。

プロポスタでは先週の木曜日より日曜日まで
アルフレックスとモルティーニの新作展をされており
今回は半年前に発表されたブレラのコンセプトをさらに発展させたような提案で
より現代の日本人の生活スタイルを分析した結果に基づくものに
なってきたように感じました。
リビングにおけるくつろいだ生活というものは
これまでの応接的な型にはまったようなスタイルではなく
家族それぞれが居場所を見つけ、いろいろな方向に向いて座ったり
寝転んだり、あるいはソファを背もたれがわりにして
ラグの上に足を伸ばしたりできるカジュアルな自由さだということを気付かせてくれます。
これまで、リビングソファがTVを中心とした配置のためにダイニングに対し
背中を向けているのが普通でしたが
ソファの背中を一部つけないというデザインは
そこに一つのシーン(ソファに座りながらダイニング側とおしゃべりをする)を作り出す
きっかけを作っている訳でとても理解できます。
また、ソファに座らないで背もたれがわりにすることも肯定的に捉えており
現実的で理に適っています。
世の中のオジサンやボクの母のような人たちも晴れて非難されず
堂々とそうやって床座の生活を楽しめるんですから。
もうかっこ悪くないんです!

工事中の香椎 O PROJECTの施主に勧めたいと思いました。

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