2014.03.25
NHK連続ドラマ「ごちそうさん」
NHK朝の連続ドラマは、これまであまり見ない方だったのですが
「カーネーション」は初めて非常に面白く拝見したものの
「梅ちゃん先生」も観る気になれず(堀北真希は、ALWAYS三丁目の夕日のむつこ役だけが
大好き) 大ヒットした「あまちゃん」も途中で止めました。
(がちゃがちゃしててついていけない)
ところが「ごちそうさん」はずっと観つづけています。
生活における食文化が人生の中のシーンを彩るうえで
「食べる」という行為は
「生きる」という意味を持ち、根元的なものです。
このドラマは常にこれを起点として描かれ深く考えさせられます。
そうしたなか、戦争中における食に対する国家による統制は
ひしひしと戦争を通しての国家権力の怖さを感じさせ、
連続ドラマとして毎日毎日、我々の日々の生活と同時進行のように描かれることで
どんな戦争ドラマより戦争がもたらす恐怖を感じました。
そこで初めて連続ドラマとしての凄さを感じました。
毎回、背景として流れるクラシックのような選曲(東日本大震災復興ソング「花は咲く」の
作曲者菅野よう子氏による作曲です)は、
このドラマを格調高いものにもしていました。
その「ごちそうさん」が今週で終わります-----—-。
果たして悠太郎は、戦地から無事帰ってこれるのか-----死なないで欲しい!!
前の記事へ
TOP
次の記事へ