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広川 M PROJECTの現場はようやく内部壁、天井の塗り壁下地のための紙貼りに
入っています。塗り壁はプラネットジャパンのマーブルフィールを選択。

天井からのペンダントは当初、吊元がミニマムになる天井内直結タイプで
ソルト設計の西岡さんが見つけハタさんの現場で使用されたものを考慮していました。

今回の場合、ペンダントが施主支給でアールヌーボーのシャンデリアとなっており
写真で確認したところ引っ掛けシーリングと3点吊りのためのフックが必要で
難しいことがわかりました。
当初の設計において当アトリエが香椎 O PROJECTで行った天井内ボックスに
引っ掛けシーリングの受けをつくり、納めるやり方に変更することに。
天井はもう貼ってしまっていますが、大工さんが気を利かせて
設計通りにボックスを作ってくれていたので助かりました。

今回の現場においてガレージの外部引き戸の納まりは
施主の方が非常に気を使われており、
特に戸車においてはハタさんと何度もやり取りをされながら決められました。
重量用のMCナイロン材を使用したもので
鉄と違い音が静かで錆びず重量にも強いもののようです。
また、サイドに戸車の中心軸の出っ張りがありません。
ベアリングで回転し、通常、車部分はブルーですが
施主が足元の見え方にこだわられブラックの特注による施主支給品です。

ガレージ引き戸上部の納まりについても雨水が入ってこないように求められるとともに
滑りがスムーズにいくように施主支給の特殊な塩ビ状のものを
建具上部の溝に設置することになっています。

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