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今月の15日に上棟した大刀洗 T PROJECTの現場打ち合わせに担当のスミくんと
行って来ました。

上棟時に2階に上がってみると十字型中央部の梁の組み方が図面と全く違っており、
プレカット図面の段階で十字部分は現場手加工で確認のうえ
組みますということだったのが、たぶん段取り上設計事務所に確認する時間がなく
大工さんと現場監督との相談で造られたようで-----–
上棟を喜ばれている施主の手前、口元を引きつらせながらその場では黙っていました。

アトリエに戻り、翌日、担当者に猛アピール!!
違う!違う!そうじゃない!
上の屋根はルーフイングも敷かれており
一体どのようにしてやり替えるのかと思っていたところ
受け材の梁ラインを示す糸を貼り、梁の組み方を大工さんと相談
変更できますとのことでした。

この部分は設計段階でとても検討したところで
ボクが考えた組み方がベストと思い、きょう打ち合わせに行ってみると—-
やられたあ!!ボクの案以上にうまく梁組が架け替えられていました。

4方向の天井のうち3つの勾配天井が中央部に下がってきて中心でぶつかるデザイン。
2階スペースは十字方向に拡がります。

左側がリビング、手前がキッチンと一体になったダイニング、奥が主寝室、
右側が東に突き出た階段スペース。

このパースは初期段階のもので最終案では左奥にある主寝室とは壁仕切上部が
FIXガラスになって天井の拡がりを感じることができます。

施主からこの住宅にもコンセプチャルな名前をつけたいと言われ
その場で即答!そりゃー「CROSS」でしょ!!

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