2015.12.01
遠賀T PROJECT(ripple)の現場
12月になりました。
毎年、同じことを言っているかもしれませんが
早いもので今年もあと1ヶ月。
きょうは遠賀T PROJECT(ripple)の現場へ担当スタッフのマツオさんとともに
行って来ました。
外装材については、実施設計段階から紆余曲折がありクライアントの
前向きな後押しもあって現在の金属サイディングとなりました。
端部や開口部まわりの納まりには見かけ上のデザイン的な難点があるものの
このモダンな白さと繊細なラインの陰影は思っていた以上によく
箱が段状にセットバックしていく単純な形態であるこの建物には
向いていると思いました。
来週末には足場解体となりそうです。
壁によって囲まれた中間領域に東屋的感じでエントランスが面し
大きな引違戸によってオープンにすることができます。
L字状の層に幾重にも囲まれた内部スペースにはランダムに配置された開口部から
自然光が射し込みます。
建築の現場というのは次第に出来上がってくるところに醍醐味があり
もっとも楽しく感じる部分のひとつです。
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