2016.02.01
前立腺の検査
2月になりました。
タイトルに対し少し前置きが長くなります。
このブログでも何度かご紹介しましたが
6~7年前に香椎の海が見える敷地環境を生かした住宅のご相談で
当アトリエにクライアントのTさんが来られました。
当時、ハウスメーカーか設計事務所か迷われており
住宅に対する考え方がどちらかと言えば、
ハウスメーカーの方が合われているように思われ、
あまり無理して設計事務所をお勧めせず
結局、住友林業で建てられました。
すると3年ほど前に連絡があり、
ハウスメーカーに頼まれ後悔されているとのことで
もう一度、近郊の海が見える土地を探し
現在の住宅を売って新たに建て直したいというお話でした。
そこでボクも一度、現状のお住いの確認を行うとともに
いくつかの候補地をご一緒して見て回ったりしていたのですが
なかなか購入の目途が立たず、いつの間にか時が流れていました。
昨年、久しぶりに連絡があってアトリエに来られ
その後も土地探しを継続されており、
たまたま現在の敷地のお隣の土地が
売りに出され購入できそうだということでした。
その時に頂いた自家製のイカの辛み漬けがとてもおいしかったのですが
とりあえず、再度のご連絡を待つことになりました。
年が明け、ついに敷地を購入したとの連絡がありましたが
定期的に受けられている健康診断において進行性の前立腺がんが見つかり
すぐに手術をしないと1年もたないと言われたそうです。
すごくショックだったらしく、
「オオイシさん!2月にボクから連絡がなかったら死んだと思って下さい」と
言われました。
いや、早期なんだしきっと大丈夫!連絡を待っていますからと答えました。
無事手術が終われば、まずは土地の分筆について相談があるらしく
Tさんからオオイシさんも気を付けて検査を受けられて下さいねと
言われました。
そのことが頭の中に残った影響かは知りませんが
1週間後くらいに尿道から奥にかけ炎症による鈍痛のような症状が出て
2週間ほど様子を見ましたが治らないので
本日、思い切って病院へ行くことにしました。
ネットでいろいろ調べた結果、
呉服町にある原三信会病院の泌尿器センターへ行くことに。
診察の段階でズボンを脱がされ、肛門にゼリーを縫りゴム手袋で
指を入れ前立腺部分の触診をされました。
前立腺症の場合、痛みの場所が特定できない何とも言えない
放散痛があるらしく、ボクの症状はそれに近いということでしたが
腫れていないようだししこりなどはないということでした。
その後、尿検査と超音波検査を受けるとともに症状についての
問診票による聞き取りを受けました。
結果的にはどこも異常がなく、排尿障害もないため薬もなく
しばらく様子をみるということになりました。
検査を受け、とりあえず安心するとともに2月に入り
Tさんからの電話を待つことに-----–。