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2016.03.21

改葬準備完了

昨日、日曜日は八女の納骨堂へ。
お坊さんに来ていただき「魂抜き」のお経をあげてもらい
その後、納骨堂から骨壺を取り出しました。
当初、骨壺は上下2段あり下の段の板の下にもう一つ壺があって
さらにその下になにやらわからないビニール袋が入ってました。
3つの骨壺を取り出し、その下のものはもういいだろうと考え
糸島の霊園へ向かいました。
夕方、自宅に戻り、横浜の叔母に連絡すると置いてきたものに対する
心の引っかかりがあるような気がしました。
そこで今度は吉祥寺の叔父へ連絡してみると親族で相談するということに-----。
しばらくして連絡があり、ビニール袋に入っているのはお骨だと思うので
それも含めて改葬をして欲しいということになり
翌日、再度納骨堂へ行くことに。

昨日はたまたまお彼岸ということもあり訪れる人も多かったのですが
きょうは近くの管理されている方から鍵をもらい
ひとりで納骨堂の扉を開けました。
誰もいない納骨堂にひとり-----–。
ひゃあ—怖い!-----と思いながらも頑張って入る。
急いで大石家の納骨スペースに行き、下にある白いビニール袋を取り出し
開けてみると白い骨のようなものがたくさん詰まっています。
そそくさと蓋を閉めようと底をみたところ—-
あれっ?もう一つ骨壺が-----–。
これで4つ目、糸島の家族墓には骨壺は6つまでしか入りません。
残りのスペースはボクと妻の分で一杯ということになります。
ではこの新たな骨壺にビニール袋の骨を足すことにしようと思い取り出したところ-----
一番最深部にさらに骨壺発見!
はあどうしよう-----と思う。
予想以上に骨壺の数が多い-----–。
上から手を入れ床近くにある骨壺を取り出そうとするけれど
片手しか入らない狭いスペースのため取り出すのは難しく感じました。
これも移すと残りのスペースは一つしかありません。
そこで-----もうこれはいいやろう!-----–
なかったことにしておこう-----などと勝手に考え、
白い袋と骨壺を持ってそそくさとお堂を出て鍵を閉めました。
車に乗ろうとした瞬間!
はて-----これはまずいかも—-と思う。
少しでも良いから骨を取り出し、せめて分骨にしておけばと思う。
でも------うーん-----また戻ってあの中でひとり-----
そのような事をするには------勇気が-----—。
もう行きたくない!と感じながらも
また納骨堂の扉を開ける
-----ガラガラガラっと寂しく鳴るシャッターの音-----
茶畑の中にポツンと建ち、人けのない納骨堂
ああもう-----こわかあ!!-----–
勇気を奮って中に入り、再び大石家のところへ。
板を外し、底にある骨壺を掴もうとするけど狭すぎて上がりません。
そこでさらに勇気が------
よし!上の蓋を外し骨壺を掴むしかないと覚悟を決めました。
誰もいないシーンとした納骨堂のなかでの格闘!
ほんとに背中がゾクゾクして怖い!
蓋を外し、手を突っ込んだところ-----—あれっ?
中身がない!!-----—空の骨壺でした------。
ひゃあ!!良かったあと思う。
急いで扉を閉め、昨日に続き再び糸島の霊園へ

海が見える霊園っていいなあと改めて思う
しかもこの小高い丘の上にあるシチュエーションをとても気に入っています。

これでご先祖さまにも恨まれず、無事改葬準備完了!

     

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