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建設会社のお客さんで当アトリエが設計監修した住宅が7月末に竣工。
本日、施主の方より工事に携わった方々を竣工パーティーに招待され
参加しました。
施主の奥様が上海の方で
北海道出身のご主人とは海外留学先で知り合われたようです。

福岡に居を構えることになり、
奥様からは現代的で日本的佇まいを求められました。
パーティーの乾杯の挨拶においてご主人から、引っ越した1日目からしっくりと
体にフィットした感覚があり、既成のマンションに住むということと
オーダーメイドによる住まいに住むということが
いかに違うのかがよくわかりましたというお話があり、
このプロジェクトに関わった嬉しさがこみ上げてきました。
それにしても引っ越されてまだ1か月しか経っていないにも関わらず
すごく片付けてありびっくりしました。
奥様の隅々に至る片付けと演出に感服しました。


(ダイニングコーナーは傾斜天井の下がったところに
ルイスポールセンのペンダントが下がり、
そこに135cmφの丸テーブルが置かれています。丸テーブルの良さは
座った時の和気あいあいとした距離感が素晴らしい!)

 

キッチンのレイアウトは計画段階から二転三転し、
最終的にフルオープンスタイルとなり背後の収納及び冷蔵庫スペースを
3本引きレールによる4枚戸ですべて隠すことになりましたが
調理時以外はキッチンカウンター上のものはすべて背後の収納に
しまわれているようで徹底されていました。

(洗面カウンター上のガラスモザイクをとても気に入られていました)

(2階主寝室で十分な広さを確保しています)

(傾斜天井部の低い部分を利用して落ち着いた空間を提案しています)

(寝室に付属した衣裳室、中央部に今まで使われていたチェストを置かれ
装身具の置き場として利用されています。奥の寝室への扉には姿見用の鏡
を貼っています)

(2階トイレ,絵が掛かっているトイレなんてかっこ良過ぎます! )

(2階廊下に面した書棚コーナー、奥はブリッジを通って空中和室へ)

(1階には男の子用ロフト付子供室と二人のお嬢さん用子供室があり
こちらはお嬢さんの部屋)

メインのリビングスペースや中庭、アプローチなど昼間のシーンについては
後日、機会があればご紹介したいと思います。

Mご夫妻さま、ありがとうございました。

     

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