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5月の連休が終わり、みなさんはどのように過ごされたでしょうか?
ボク自身は例年に比べ、結構忙しく
1日も休みがなく仕事で慌ただしい1週間でした。
そんな中でも映画やテレビを観る時間はあって
以前録画していてずっと見過ごしていたフランソワ・トリフォーの
「暗くなるまでこの恋を」を観ました。
マダガスカルの東の洋上に浮かぶフランス領で農園を経営している
ジャンポールベルモントが結婚を前提にした文通で知り合った女性に
なり扮した美しい女、カトリーヌ・ドヌーブに騙され、
転落の人生を歩んでいく物語。
男が女に騙され転落していく映画では
過去に1951年のアメリカ映画で「黄昏」があり
地位も名誉もあったローレンス・オリビエ扮する支配人が
ジェニファー・ジョーンズ扮する女と知り合い、
立場が次第に逆転しどんどん落ちていくストーリーで
また、1931年度ドイツ映画「嘆きの天使」も同様で
マレーネ・デートリッヒ扮する踊り子に年を老いた英語の教授が夢中になり
転落していきます。
この三つの作品においてとにかく、カトリーヌ・ドヌーブの美しさは
群を抜いており、こんな女性だったら男は騙されているとわかっていても
全てを捨てることがあるのかもしれないと思わされてしまいます。
いっそ、巷で騒がれている財務省の官僚もセクハラと呼ばれずに
「自分はその女性記者が好きでした!」と言って
地位も名誉もすべて捨て転落していけば映画のような人生で
凄いと思うのですが-----–。
狂おしい愛情は古典的な映画になりますが、
現代では単なるストーカーとして扱われてしまい
愛の描き方がだんだん難しくなってきているように思います。
なぜか昔から、すべてを女のために捨て去ってしまう男の
ドラマチックな人生を描いた映画を観ていますが
映画とは様々な愛の描き方があり興味が尽きません。
       

“5月になりました。” への2件の返信

  1. SECRET: 0
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    フランソワーズ・トリフォーいいですね♪
    「大人は判ってくれない」シリーズは全部見ました。
    …若いころ…

  2. SECRET: 0
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    いつもコメントありがとうございます!
    引き続き、トリュフォーについて書いてみましたので読んで下さい。

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