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ブルータスの特集「福岡の正解」とともに「福岡はすごい」という本も購入。
この本は東京生まれ、東京育ちの筆者がカリフォルニアに3年、福岡に3年
住んだ上での比較論になっており、ブルータスと違い表層的ではなく
生活を踏まえた上での福岡のリバブル(住みやすさ)が今後、
都市戦略としてイノベーション(技術革新)を生み出していける可能性を
アメリカの西海岸を参考にしながら述べられており
説得力のある本になっていると思います。
この本を読めば、福岡市が九州大学を含めた大学と連携しながら
様々な都市戦略を進めていることが理解でき
都市のリバブルによって創造的な活動を行う人々を呼び込み
そこからイノベーションが生まれ、福岡の20年後はアメリカの西海岸の
諸都市(サンフランシスコ、シアトル)のように
世界的に発展していくことが可能であると書かれています。
現に当アトリエに住宅の設計を依頼されてこられる施主の中には
地元出身ながらレクサス開発のスタッフで定年後、福岡に戻られた方、
ご主人が木曽、奥様が千葉出身ながら海と山が近くサーフィンができる
福岡が気に入られ定住されることになった方、
ご夫婦とも愛知県のご出身ながらゲーム制作メーカーの本社が
福岡市にあることから福岡近郊に定住されることになった方等々
すでに我々が関わる住宅においても
新たな世代による新しい価値観に基づいた住まいづくりを
される方々が徐々に増えつつあります。
そういう意味においては当アトリエが15年前に設計した糸島の住宅
「SHIMA STYLE」は施主の先見の明があり
いまだに生活スタイルにおいて、若い世代はまだ追いついていません。
タナッチはさすが!!だと思います。
     
    

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