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昨年竣工しました太宰府の観世音寺のいえの2年検査に行ってきました。

その後、二人目のお嬢さんが生まれ小学1年になったお兄ちゃんを入れ

4人家族になられていました。

廻りの環境に馴染まれ伸び伸びと生活されておられるようで

中庭はご家族のプライベートな空間としての「秘密の花園」みたいな場として

活用されています。

元々、設計段階の時から奥様はジェイムズ・タレルの切り取られた空のイメージを

持っておられており、この中庭の中央部に造られたモルタル仕上げのステージ

の上に寝転がって上を見つめると四角に切り取られた空を眺めることができます。

 

 

この住宅はエントランスを経て部屋に行くまでの目線の移動に伴い

開口部の位置及び大きさを絞りながら空間が展開していくように仕掛けています。